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系統用蓄電池・国 完全ガイド【2026年度】補助額・採択率・申請方法まで全網羅

監修:松下 大中小企業診断士/認定経営革新等支援機関株式会社SMARTコンサルティング
最終更新:2026/8/21
基本情報(2026年度公募)
最大補助額
未公表
補助率
未公表(詳細公開待ち)
直近の採択率
公表待ち
対象者
中小企業・小規模事業者等
公募状況
次回未定
次回締切
公募要領で要確認
公募詳細は未公表——公開され次第ここで速報

電力系統に直接接続する系統用蓄電池(蓄電所)への国の支援事業です。令和7年度補正「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」の一区分ですが、公募期間・補助上限・詳細要件は未公表で、SIIの事業ページは「詳細が決まり次第ホームページにて公開いたします」としています(2026年6月23日最終更新時点)。本ページでは、公表済みの枠組みと参考になる前年度事業、公募開始前に準備できることを整理します。詳細が公開され次第、本ページを更新します。

1. 公表済みの枠組み:616億円・3事業構成の系統用区分

この補助金は、系統用蓄電システム等導入支援、大規模業務産業用蓄電システム等導入支援、再エネ電源併設蓄電システム等導入支援の3事業区分で構成され、予算は3事業合計616億円の内数(初年度2026年度分は約80億円の内数)です。系統用区分は、大規模業務産業用事業の公募要領内の事業一覧表で「各種電力市場での取引等を通じて余剰再エネの吸収や調整力の供出が可能な系統用蓄電システム等の導入を支援する事業」と位置づけられ、補助対象設備は蓄電システム、補助率は「1/2以内、1/3以内又は2/3以内」と記載されています。需要側設置の大規模業務産業用(100kW以上)、発電側の再エネ電源併設と並び、系統用は「電力系統に直接接続」するものとして整理されています。

2. 現在の公募状況:系統用区分のみ後発

資源エネルギー庁は2025年12月24日付で本補助金の執行団体公募を実施し、需要側の2事業(大規模業務産業用・再エネ電源併設)は2026年3月24日にSIIから公募が開始され、いずれも1次公募で終了しました。一方、系統用区分は後発で、SIIの事業ページ(最終更新2026年6月23日)では公募期間・補助上限・申請要件のいずれも未公表のまま「詳細が決まり次第ホームページにて公開いたします」とされています。問い合わせ窓口は電話03-6260-6951(平日10時〜12時、13時〜17時)が設置されています。公募が突然開始され短い申請ウィンドウになる可能性を想定した準備が実務上のポイントです。

3. 参考:令和7年度当初予算事業はどう実施されたか

参考として、令和7年度(当初予算)の系統用蓄電池・水電解装置導入支援事業(SII執行)は、2025年8月29日に公募を開始し、10月24日17時必着で締め切られました。対象は電力系統に直接接続する大規模蓄電池(需要側設置蓄電池を含む)と水電解装置で、交付決定は12月下旬以降予定とされ、申請にはjGrants(電子申請システム)とgBizIDプライムアカウントが必要でした。約2か月の申請ウィンドウ・秋公募という前例は、令和7年度補正版のスケジュール感を見立てる手がかりになります(ただし補正版の実際の日程は公表され次第の確認が必要です)。

4. 公募開始前にできる準備

第一に、gBizIDプライムアカウントの取得です。取得には時間を要するため、公募開始後では間に合わないリスクがあります。第二に、系統接続の目途(接続検討・接続契約の状況)と事業計画(市場取引による収益計画)の整理です。前年度事業や需要側事業の要件から、系統接続と調整力供出の実現性が審査の核になると考えられます。第三に、東京都内に本店・支店がある法人なら、都の系統用大規模蓄電池導入支援事業(助成率2/3以内・上限20億円・令和8年度受付2026年9月1日〜30日)が先行して確定しており、並行検討の価値があります。国の詳細公開は本サイトの監視で検知し次第、速報・解説します。本記事は受給を保証するものではなく、詳細は公開される公募要領で必ずご確認ください。

申請から入金までの流れ(図解)

  1. 1準備
    GビズIDプライム取得
    電子申請に必須。審査に2〜3週間かかるため最初に着手する
  2. 2準備
    公募要領の確認・計画策定
    要件・対象経費・審査項目を確認し、事業計画書を作成
  3. 3準備
    見積取得・加点準備
    一定額以上は相見積もりが必要。認定・宣言等の加点も先に着手
  4. 4申請
    電子申請システムで提出
    GビズIDでログインし、締切時刻までに提出(締切厳守)
  5. 5申請
    採択発表・交付申請
    採択=入金確定ではない。交付決定まで発注は待つ
  6. 6実行
    交付決定・事業実施
    交付決定後に発注・支払い。決定前の契約は原則対象外
  7. 7実行
    実績報告・確定検査
    証憑(契約書・請求書・振込記録)を揃えて報告
  8. 8実行
    補助金の入金
    確定後に精算払い(後払い)。それまでは自己資金・融資で立替

※ 補助金は原則「精算払い(後払い)」です。事業実施中の支払いは自己資金・融資でまかなう必要があります。各ステップの詳細な期限・手続きは公募要領で要確認。

※ 電子申請にはGビズIDプライムが必要です。アカウント発行の手続き・所要期間はGビズID公式サイトでご確認ください。

採択率の推移

本制度の採択結果はまだ公表されていません。事務局による結果公表後、申請件数・採択件数・採択率をこのページに掲載します。

※ 採択率は公募回ごとに変動します。最新の数値は公募要領・事務局公表をご確認ください。

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よくある質問

Q.いつから申請できますか?

公募期間・要領は未公表です。SIIは「詳細が決まり次第ホームページにて公開いたします」としており(2026年6月23日最終更新時点)、公開され次第このページで速報します。

Q.補助率はどれくらいになりそうですか?

大規模業務産業用事業の公募要領内の事業一覧表には「1/2以内、1/3以内又は2/3以内」と記載されていますが、区分ごとの適用条件は未公表です。確定情報は公募要領の公開を待つ必要があります。

Q.今できる準備はありますか?

gBizIDプライムの取得(前年度事業ではjGrants電子申請が必須でした)、系統接続の目途と収益計画の整理、そして都内に本支店がある法人なら東京都の系統用大規模蓄電池導入支援(9月1日〜30日受付)の並行検討です。

Q.東京都の制度とどちらを使うべきですか?

国の詳細が未公表のため現時点で比較はできませんが、都の制度は助成率2/3以内・上限20億円と大型で日程も確定しています。要件に合うなら確定している都の公募を軸に検討し、国の詳細公開を待つのが現実的です。

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監修:松下 大(中小企業診断士/認定経営革新等支援機関)

公募要領等の一次情報に基づき作成。最終更新:2026/8/21